私は、スタートアップに関するビジネスイベントに参加していました。
スタートアップのイベントは、多少前後することは有りますが、以下の様な構成が多かったです。
19:00-20:00 登壇者のピッチイベント
20:00- 食べたり飲んだりしながらのネットワーキングタイム
この中で、ネットワーキングタイムで、アイディアを話したり、聞いたり、他の人との出会いを行っていました。
ですが、コロナの影響で状況が大きく変わりました。
それにより3つの大きな問題が発生していると、私は思っています。
まず、1つめに
感染拡大を防ぐため、3密の状況を防ぐため多くの人が集まりビジネスイベントは、ほぼ無くなりました。
これにより、ネットワーキングタイムでの出会い、アイディアを言ったり、聞いたり、他の人と出会ったりすること、のチャンスが無くなりました。
次に
色々なイベントは形を変えて実施されています。
メインは、ZoomやGoogleMeetを利用した形でのイベントです。
これは、単純に多くの方々に聞いてもらうという目的でしたら、非常に優秀な移り変わりだと思います。
ただこれは、これらのツールを利用した方はわかると思いますが、2,3人なら話し合い、双方向コミュニケーションが行えますが、大人数になると難しいと思います。
「喋る人」と「聞く人」に分かれてしまいコミュニケーションが片方向性になりがちです。
話し合う、というのは難しい状況となってしまいます。
勿論最近は、これらの問題の解決を図る、例えばZoomですとブレイクアウトルーム、またRemoやSpatialChatといった、新たな素晴らしいツールが生まれてきています。
将来はオンライン上でも、オフラインと同レベルのコミュニケーションが出来るようになるかもしれません。
ただ、少なくとも現状では、「新しい方と気楽に話す」ということでは、サービスの成熟度的にも、それを利用するユーザーの心理的な慣れ・適応にも不足していると思います。
最後に
では、相談相手を探してWebで申し込むというのはどうでしょうか?
これは、今までのやり方では非常に手間がかかります。
もちろん既に面識のある方、良好なコミュニケーションを取れている方とは気軽に申し込めると思います。
ですが、もし初対面、新たな方に意見を求める場合は、
・検索
・問い合わせ
・確認、日程調整
・返答
・決定、ミーティングツールの用意
これらの手順を行う必要があります。
これは非常に手間ですし、気軽な質問の為にこれだけのことを行うのは効率が悪すぎます。
そこで、それを打破する為のサービスを考えました。
カベウチは広義の意味での「Webでのマッチングサービス」です。
その中で、スタートアップ、起業家向けのマッチングコストを減らすことに注力しました。
カベウチには以下の特徴が有ります。
・相談者は、相談相手を好きに選べる
・相談者は、相談相手の空いている時間から、好きな相談時間を選べる。
・相談を受ける側は、Googleカレンダーから都合の良い時間だけが自動的に選別されて、相談者から申し込まれる。
・相談を受ける側は、ミーティング申し込みまで、全て自動的に行われる。
・相談を受ける側は、設定をしていれば相談ツール(ZoomやGoogleMeet)も自動的に登録される。
これによって、相談までのコストを大きく減らせ、また相談を受ける側も、負荷をかけずスケジューリングに反映されます。
このようにして、「気軽に専門家・新しい方とのカベウチが出来る。」サービスを目指して本サービスを開始しました。
現在、
相談する側
・起業を考えている方
・起業したての方
・企業準備中の方
相談される側
・これらの方の相談に乗ってくれる方
・先輩起業家の方
・専門家の方
・サポートして頂ける方